ファスナー設計コースがキャリア向上に繋がる5つの理由
ファスナーに関する知識は、様々な分野の製品設計において重要な役割を果たします。
用途に合ったファスナーを選択することで、時間とコストの節約、工程効率の向上、製品の性能向上など様々なメリットを得られます。とはいえファスナーソリューションは非常に種類が多く、どれが自分のニーズに最も適しているかを知るのは簡単ではありません。そこで役に立つのが当社が提供するファスナー設計コースです。
この記事では、ファスナー技術のコースを受講することで設計エンジニアにが得られるメリットをご紹介します。具体的には、以下の5点が挙げられます。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
1. ファスナー設計原則の理解向上
ファスナー設計コースを受講する主なメリットの1つは、ファスナー設計原則の理解を深められることです。
当社の講座では、ファスナー技術を支える理論に踏み込み、さまざまな種類のファスナーとその仕様、また幅広いアプリケーションでの使用に関する専門知識を提供します。
エンジニアはこのファスナー技術のコースを修了することでプロジェクトの設計要件を理解する能力が向上し、その結果、安全で効果的な設計をより効率的に実現できるようになります。
2. 同業他社および競合他社の技術に関する知識
自動車、EV、充電、コンシューマーエレクトロニクス(消費者用電子機器)などの産業は日々急速なスピードで進化しており、油断していると遅れをとってしまう可能性があります。
時間短縮、コスト削減、リスク排除のためのプロセス、製品の性能最大化など、生産プロセスにはあらゆるエリアで常に改善の余地があります。
当社のファスナー設計コースでは、競合他社がすでに活用している可能性のある技術について学び、一歩先に出る競争力を身につけることができます。
3. 設計プロセスの改善
設計エンジニアが当社のファスナー設計コースを受講することで、より効果的な設計を実現するために利用可能なファスナーソリューションの知識を広げることができます。
例えばFastenerClass® の「セルフクリンチング理論入門」では、ソリューションの背景にある理論を理解することから始めるため、製品やプロセスにおける潜在的な問題を予測できるようになります。設計段階でこの先見性を活用することで、これらの問題を未然に防ぎ、余計なコストのかかる修正を省くことができます。
4. 耐荷重と応力解析の理解向上
また、ファスナー設計コースを受講することで、耐荷重や応力とファスナーの関係性をより深く理解し、特定のアプリケーションに対して最も適切なファスナーの型式とサイズを選択するための知識を身につけます。
設計ツールボックスの一部としてこの基本知識を持つことで、より安全で効果的な設計を実現することができます。
FastenerClass® コースに加えて、製品分解・試験を提供するPEMedge® サービスを利用することで設計をさらに強化することが可能です。
PEMedge®は、あらゆる分野のエンジニアに無料で提供されています。設計プロセスの最適化、時間の節約、コスト削減を実現し、性能を損なうことなく製品のサイズと重量を最小限に抑えるために必要な専門的技術サポートを行っています。
5. キャリアアップの機会
最後に、ファスナー設計コースを修了することで、より能力の高い設計エンジニアになることができます。より優秀なエンジニアとして認められ、キャリアアップのチャンスが広がります。
この分野の専門知識を持つエンジニアは需要が高く、さまざまな業界で製品開発、研究開発、技術コンサルタントなどのキャリアを目指すことができます。
利用可能なファスナーの種類とその仕組みに関する知識を深めることは、自身のエンジニアとしての可能性をより明確に認識することにも繋がります。特殊な設計上の課題にも革新的なソリューションを見出しすことができるようになり、未来の設計上の意思決定に役立つ理論と実践知識を手に入れることができるのです。
ファスナー技術の FastenerClass® コースを無料でご受講いただけます。
ファスナー設計の理論を習得することで、この分野の製品知識を広げ、作業ツールを増やすことができます。
次のレベルへのキャリアアップを目指す設計エンジニアの皆さんは、ぜひファスナー設計コースの受講をご検討ください!