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PEM® は、世界中のあらゆる産業向けにファスニングソリューションを提供するトップメーカーであり、クリンチング・ファスナーの分野で業界をリードするイノベーターです。 PEM® はプレシジョンエンジニアリングに重点を置き、製造および組立プロセスにおいて効率を向上させ、コストを削減し、信頼性を高める最先端の製品を提供しています。

網本憲, PEM Japan, 株式会社 副社長, 営業・マーケティング

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1942年にアメリカ・ペンシルバニア州で創業し、80年を超える歴史をもつPennEngineering®の日本支社で
あるPEM Japanは、「ファスナー」と呼ばれる金属の締結製品と、その圧入機械に特化した専業メーカーで
す。弊社は創業以来、安定した締結力と美しい仕上がりを誇る「クリンチング・ファスナー」のパイオニアとし
て事業を拡大し、現在にいたるまで数多くの革新的な締結製品を世界各国の市場に紹介して参りました。


グローバルで見ると、自動車ボディ、自動車部品、電気自動車(EV)のバッテリーケースを筆頭に自動車関
連が事業の大きな比率を占めています。そのほかにはノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどの
コンシューマーエレクトロニクス分野でも私たちの製品が広く採用されている一方、最近話題の人工知能(AI
)関連でも、AIが本来もつ性能を発揮するのに不可欠なサーバーの冷却装置等に弊社の製品が採用され
ており、急速的な成長分野の一つとなっています。

弊社の強みの一つは、製品開発のスピードが年々加速していくなか、お客さまのご要望を正確に汲み取り、その過程で頻繁に発生する設計変更なに迅速に対応できる技術力を有している点です。専門の製品設計担当者と工程設計担当者により、試作から量産までトータルに対応させていただいております。締結製品というと非常にシンプルなプロダクトに思えるかもしれませんが、サイズ、強度をはじめとした厳しい要求事項を全てクリアし、安心・安全にお使いいただける製品を提案・開発させていただいております。これが弊社の「エンジニアリング・ファースト」の考え方であり、フィールドアプリケーションエンジニアという専任の技術部門を設けて、エンジニアリングの真髄をお客さまにお届けすることをもっとも重視しているのです。


また研究開発力のみならず、常にグローバルに安定した供給を継続できるリソースも不可欠ですが、その点、弊社は世界各国に工場を所有するのみならず、さらなら供給力向上のため工場建設の拡大も進めています。加えて汎用性の高い製品群は価格競争力に優れており、リーズナブルかつ安定的に製品をご提供することが可能な体制を整えています。


日本で自動車業界等への本格的な営業活動を始めてからまだ日は浅いものの、弊社製品のお話をさせていただくと「そんな技術はこれまで知らなかった」と非常に大きな興味・関心をもっていただいております。今後は、販売にご協力いただける代理店のみならず、機械のメンテナンスなどアフターサービスなどのパートナーも増やしていくことで、日本でのビジネスを拡大していきたいと考えております。

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PEM eConnect® バスバーコネクタシステム

れは、電気自動車やカーエレクトロニクス、工業用用途におけるバスバー接合技術のための、合理化された、コスト削減を実現する高性能なソリューションです。

PEM® IFH™ スタッド

新しいIFH™スタッドは、PEM®初のIP等級ファスナーで、防水シールを実現し、IP等級のISO: 20653-2014およびIPX7、IPX9K規格に準拠しています。

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PEM® PreTect™
スレッドマスキングプラグ

ネジの保護を強化するために設計し直されたプラグです。作業量を軽減し、生産効率を向上させます。

PEM® CASTSERT™ プレスインインサート

ダイカストや軟質金属に

PEM® 300系ステンレス製CastSert™インサートは、硬度HRB50~80の亜鉛、押し出しアルミニウム、マグネシウムダイカスト、アルミニウムに強力で耐久性の高い金属製のねじ山を提供します。

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PEM® GHOST™ ファスニング技術

マグネットリリース式ファスナー

PEM®の新しいGHOST™ファスニング技術は、強固なセキュリティと洗練されたデザインを同時に実現します。一度ロックがかかると、分解された形跡はなくなり、ファスナーは完全に見えなくなります。

PEM GHOST™ファスナーは家電製品にはご使用いただけません。ご不明点がございましたらお問合せください。

製品ファインダーが新しくなりました

PEMEDGE®サービス

高度な専門スキルで確かな競争力を手に入れる

PEMEDGE®の無料サービスでは、トレーニングを受けたエンジニアの専門知識をご活用いただけます。このサービスは、製品コスト、品質、市場投入までの時間、全体的なパフォーマンスを向上させるために設計されており、お客様の製品と当社の技術をさらに前進させるものです。

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アプリケーション・エンジニアリング
  • アプリケーション評価
  • カスタムデザイン/製品開発
  • 顧客図面
  • カタログサンプル
  • 3Dモデル
  • プロトタイプ開発センター
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テスティングサービス
  • FEA解析
  • 機械動作
  • 引張・圧縮強度
  • 微小硬度
  • ファスナージョイントの断面図
  • 腐食・メッキ試験
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分解サービス
  • 製品の完全分解
  • 組立構造評価
  • 代替ファスニングソリューションの特定
  • 代替ファスナーの交換/テスト
  • 分解レポート
  • 効率確認/プランの策定
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FASTENERCLASS™ マスタークラス
  • 無料のカスタマイズトレーニング
  • 世界のエキスパートによる指導
  • ライブ、オンライン、動画型講座から選択可能

    Standard Classの内容
  • 理論、ベストプラクティス、アプリケーションの探求
  • セルフクリンチング理論入門
  • ステンレスパネルに適したファスナー
  • 表面実装ファスナー技術(SMT)とブローチの比較
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バーチャル技術サポート

  • PEM®のエンジニアリング専門家にリアルタイムで相談(日時は選択できます)
  • アプリケーションや設計に関する質問および高度なコンサルティング
  • 図面や3Dモデルの評価
  • 技術的清浄度に関する相談
  • 製品分解のご案内

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IP 等級とファスナー選択の重要性

2025年05月06日

信頼性の高い IP 等級を実現する締結方法の役割 IP 等級の評価について議論する際、焦点が当てられるのは、シール構造、材質選択、エンクロージャー設計であることが多いです。しかし、IP 等級を満たすエンクロージャーを確実に実現する上で、見落とされがちな重要な要素として、締結方法の選択が挙げられます。 ファスナー(ネジ、ボルト、クリップ、ラッチなど)は、エンクロージャーの完全性を維持する上で重要な役割を果たすとともに、機器の粉塵や水、機械的負荷に対する耐性に影響を与えます。設計が優れていても、締結方法が適切でないエンクロージャーは、時間の経過による緩み、シールの不適切な圧縮、ファスナーの張力による材質への負荷などによって故障するリスクがあります。 1. シール圧縮と均一な圧力分布 IP 等級を満たすエンクロージャーでは、IP 等級を維持するために均一なシール圧縮を維持することが不可欠です。適切な締結戦略により、以下のことが保証されます。 2. 振動によるファスナーの緩みを防止 機械的ストレスまたは振動にさらされる機器(工業用機械やカーエレクトロニクスなど)には、以下の締結方法が必要です。…

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IP 等級試験に合格する方法|PEM

2025年05月06日

IP 等級に対応した設計:信頼性と耐久性に優れたエンクロージャーの構築方法 高い防塵・防水性能を備えたデバイスを製造するには、シールを追加するだけでは不十分です。慎重な材質選択、精密な製造、そして適切なエンクロージャー設計が必要です。防水スマートウォッチ、工業用コントロールパネル、屋外用セキュリティカメラなどいずれを設計する場合でも、エンジニアは気圧の変化、機械的ストレス、材質の適合性などの要因に対処しなければなりません。 この記事では、長期的な信頼性を確保し、IP 等級を向上させるための重要な設計原則を解説します。 1. 適切な材質の選択 材質の選択は非常に重要で、デバイスが水、ほこり、および機械的摩耗に対して、長期間どの程度の耐性を維持できるかに影響します エンクロージャーの材質 シールおよびガスケットの材質 2. スマートなエンクロージャー設計 エンクロージャーの設計は、塵や液体が侵入する隙間を最小限に抑える必要があります。 継ぎ目や開口部の最小化 重なり合う締結部と二重シール機構…

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IP 等級試験で不合格となる理由|PEM

2025年05月06日

製品が IP 等級試験に不合格となる理由:弱点を理解する メーカーは、自社製品が粉塵や水、その他環境要因に耐えられることを保証するために、IP 等級試験に多額の投資を行っています。しかし、全てのデバイスがこれらの試験に合格するわけではありません。厳しい IP 等級を満たすよう設計されたデバイスでさえも、不合格になることがあります。その原因としては、設計上のわずかな欠陥、製造上のばらつき、あるいは長期間の使用環境によって保護性能が低下することなどが考えられます。 この記事では、シール不良や材質劣化といった、製品が IP 等級試験で不合格となる最も一般的な理由を検証し、これらの問題を軽減する方法について説明します。 1. シールの完全性に関する問題 エンクロージャーのガスケットやシール材は、粉塵や水に対する第一の防御ラインです。これらが故障すると、IP 等級が損なわれます。 ガスケットの材質と摩耗…

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IP 等級の試験方法|PEM

2025年05月06日

IP 等級の試験方法:過酷な環境下での信頼性の確認 スマートフォンや産業機械、スマートウォッチなどに IP68 や IP65、IPX7 といった表示を目にしたことはないでしょうか。これらの数字は、機器がほこりや水、あるいはその両方にどれだけ耐性があるかを示す保護等級です。では、メーカーは実際の使用環境において、これらの主張が正しいことをどのようにして保証しているのでしょうか?その答えは、厳格な IP 等級試験にあります 試験では、実際の使用環境を想定し、細かい粉塵、雨、噴流水、さらには完全な水没にさらされた場合でも、機器が期待通りの性能を発揮することを確認します。この記事では、固形物の侵入に対する試験や浸水に対する試験など、IP 等級を決定する主な試験手順について解説します。 固形物・粉塵に対する保護試験 IP 等級の 1…

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