接着接合ソリューション
目次
仕組み
通常、ファスナー業界における接着は最終手段として利用されます。接着剤は、異種材料の接合や腐食条件下での使用、内部を外部環境からシールすることなどを目的として使用されます。
残念ながら、すべての用途上の問題を解決する万能なソリューションは存在しませんが、金属ディスクに標準クリンチング部品を取り付け、それをCFRPなどの素材に接着するという手法があります。PEM® VariMount®ファスナーは、中央の穴を取り囲む一連の穴によって可能な様々な取り付けオプションがあります。これらの取付穴は、プラスチックに接着またはモールドにより抗トルク性を提供し、標準的なブラインドリベットまたはパネルを貫通するボルトなどの接合部品用に使うことができます。
利点と限界
関連する用途がいかに限られているかを考えると、接着が最初の選択肢になることはめったにありません。通常は、接着が低コストの代替ソリューションであるケーブルタイマウントとのように重要度が低く、非構造的な用途に追いやられがちです。
同様に、発泡ボードのようなデリケートな素材の接合は、ねじを使用せずに永久的に接着することができます。しかし、組み立てと分解、または構造的完全性を伴う要件は、VariMount®ファスナーのベースプレートが有効です。これは非常に狭い範囲のアプリケーションに対応しますが、ベースプレートは、より高価な特殊部品の代わりに標準部品を使用することができます。
一般的な用途
この種の接着ファスナーソリューションを使った「一般的な」用途はありませんが、いくつかの一般的な要件が必要です。クリンチング部品を取り付けることができない、ブローチングに十分な強度がなく、アセンブリの内部を露出させる貫通穴を加工できない、異種材料に取り付けられる強力なねじが必要な場合などです。最後の要件を満たさずとも、パネルとベースプレートをボルトで貫通するリベットまたはクリンチナットを使えるVartiMount®ファスナーは使用可能であり、接着剤は必要ありません。
PEMの関連製品
製品検索でVariMount®ベースプレートがその他PEM製品とどのように組み合わせられるかをご覧ください。
ベースプレートファスナー製品の詳細は、データシートVMをご覧ください。
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